美容栄養学の専門家*池上淳子の深堀り情報ブログ

美容栄養学の専門家、池上淳子のブログです。管理栄養士、美容食インストラクター、美容栄養学専門士 多くの方の健康増進、美容、食生活に役立つ情報をお届けします。

ダイエットを始めてすぐに3㎏体重減少する理由

  • 炭水化物(糖質)は保水性がある
  • 炭水化物(糖質)食べて太るメカニズム
  • ダイエットしたらすぐに体重3㎏減るメカニズム
  • みっともないダイエットの恐ろしくも虚しいメカニズム

 

炭水化物(糖質)は保水性がある

 

炭水化物(糖質)は水分を保持する。

ずっとこの意味が分からなかった。

ご飯を食べて身体のどこに水が溜まるんだろう。

 

そのメカニズムが明確になった。

 

炭水化物(糖質)食べて太るメカニズム

 

炭水化物、糖質を食べる目的は身体のエネルギー源を摂る為である。

糖質を食べると消化されたブドウ糖が血液中に入り、血糖値が上がる。

すると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが膵臓から分泌され通常の血糖値へ下げようと調整される。

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アメリカの肥満者の増加にはある政策があった

  • はじめに
  • 心筋梗塞対策
  • 心筋梗塞対策の成果て
  • 何かを得れば何かを失う 
  • 肥満者を作り出す習慣

 

はじめに

興味深い内容である

アメリカでの調査

1960年初めの頃のアメリカ人のBMI30以上の肥満者なんと13%

ところが、1980年頃から増加が始まり、9929%200335%と右肩上がりになっている
これには、国を挙げてのある政策が関係している

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美しいダイエットに欠かせない『肉つかみ』

『さぁ、ダイエット始めよう』と思ったら何から始めますか?

 

食事制限、有酸素運動、筋トレetc

、、とは思いますが、まずは体重測定でしょう

体重はひとつの指標に過ぎないと思って下さい

大切なのは体脂肪率

しかし、体組成計でも無いと、体脂肪率を測定する事が出来ません

 

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血糖値上昇の指標であるGI値とは

  • はじめに
  • GI 値(glycemic index)とは
  • GI値のしくみと算出方法
  • 食品GI値
  •  個人としてのGI値を考える
  • GI値が糖尿病予防や治療に効果的か
  • GI値は指標に過ぎない
  • 多くの食材をゆっくり食べる事が重要

 

はじめに

 糖質を摂れば、血中の糖(血糖)が上がる。当然の事だが、問題は上がり過ぎる事にある。同じ量の糖質を含んでいる食べ物を摂っても血糖の上昇量は食べ物により異なる。この糖質は利用可能炭水化物と言われているもので、炭水化物から食物繊維を除いたものである。この現象は1981年カナダ人研究者であるデヴィット・ジェンキンス氏によって報告された。

 

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内臓脂肪が生活習慣病を発症、悪化させるメカニズム

  •  
  • はじめに
  • 2種類の脂肪型肥満
  • メタボリックシンドローム(※以下メタボ)の病態と診断基準
  • 脂肪組織の役割
  • 内臓脂肪蓄積肥満が病態を引き起こすメカニズム
  • 内臓脂肪とアディポサイトカイン(生理活性物質)
  • 内臓脂肪と消化器病態
  • その他
  • 終わりに

 

 

はじめに

近年、食の欧米化や運動不足による肥満が増加し、ダイエットへの関心は加速する一方である。見た目だけの問題だけではなく、肥満は多くの疾病の元凶となり、健康を維持する為にも、脂肪と病気の関連について、広く知って頂きたいと思う。

生活習慣病は糖尿病、高血圧、脂質異常症などを筆頭に多くの疾病の総称である。これらの疾病の特効薬などは無く、病気になると、対処療法として服薬が続き、終わりが見えない。また食事制限や運動習慣など取り組むべき事柄は多く、身体の不調と常に付き合いながら、制限のある中で生きていかなければならない。

そもそも肥満とは・・・体脂肪が多い状態を肥満と言う。体脂肪が多い事で何故様々な疾病が起こる事になるのかを紐解きましょう。

 

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健康維持の為にした方が良い健診と検診

健診と検診、その違いの理解と使い分けを

 

健診とは、健康診査の略で、病気の予防と早期発見が目的な検査のことです

主に生活習慣病の改善が目的で、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの発症を未然に防いだり、悪化を遅らせたりする為に行います

 

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炭水化物ダイエットの危険性

炭水化物ダイエット、ローカーボダイエット、低糖質ダイエット、、など様々な名称があるが、いずれも、炭水化物や糖質を極端に減らして、肉や魚などのタンパク質、油などは制限無し、、という偏った食べ方のダイエットだ

 

アトキンスダイエットとも言い、アメリカの医師、ロバート・アトキンス氏が考案したダイエット法である

通常200から300gである炭水化物の摂取量を20から40gと非常に少なくし、糖の代わりに脂肪がエネルギーとして使われる状態に誘導する

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